くらやみ団メモ




2006/9/29
『斬』杉田先生の軌跡


42号にて『こち亀』が連載30周年を迎えました。


そして、今週の43号で連続休載記録を30とした冨樫先生。
これを狙っていたんですね!
心憎い演出に感動です。
さすが冨樫先生!


それにしても、30年原稿を落とさない鉄人がいたり、30週以上描かない妖精がいたりとジャンプの多様性の豊かさは素晴らしいです。


そして、その多様性豊かなジャンプの中で、今、最も異彩を放っているのが我らが杉田先生です。


今日は愛好家の端くれとしてこれまでの『斬』をどうでもいい視点から振り返ってみました。


さて、34号から連載が開始した『斬』ですが、
35号までは一度もスクリーントーン(以下、トーン)が貼られていません。


最初にトーンが使用されていたのは36・37号(合併号)です。



玄人好みの凝ったトーンの貼り方



他の作品でも時々見られる手法ですが
中々凝っているなー、と思いました。


この号ではこれも含めて2度、トーンが使用されているんですが
それもまた玄人好みの凝ったトーンの貼り方です。



玄人好みの凝ったトーンの貼り方その2



どうやら杉田先生の中でこの手法が流行っていたみたいです。


そして、38号。
この号では1コマだけトーンが貼られていました。



玄人好みの凝ったトーンの貼り方その3



杉田先生の中ではまだブームが続いていたようです。


何か分かりませんが、萌えてきました。
もちろん、杉田先生に、です。


そして、39号。


さすがに飽きてしまったのか、この号で唯一、トーンが貼られていたコマは普通でした。



素人から玄人まで幅広く使われているトーンの貼り方



日塔奈美と同じくらい普通です。


そして、40号。
ここで大きな変化が訪れます。


慣れてきた事により余裕が生じたのか、陰影などをトーンによって表現していました。


しかも、それだけではではありません。


擬音にもトーンが!



ドォンッ



『斬』と言えば、ほとんどのコマに擬音が見られる事で有名ですが、
39号まではそれにトーンが貼られている事はありませんでした。


おそらく、擬音のバリエーションを増やす事で表現の幅を広げようとしたのだと思います。


そう言えば、聞いた事があります。
プロの声優は「はい」という台詞だけで20種類以上のパターンを持っていなければならない、と。


杉田先生は擬音を用いてこれと同じ事をやりたかったのかもしれません。


熱くなってしまいましたが、41号に進みます。


この号では2コマにトーンが使われていました。
ちなみに2つとも擬音に貼られています。


40号における試みは定着したっぽいです。


そして、42号。


ここでまた大きな変化が見られます。
杉田先生に何が起きたのか分かりませんが、トーンを多用しているのです。


生き急いでる感じでちょっと不安になりました。


そして、今週の43号。


この号でも、前回に引き続きトーンが多くのコマで見られます。
特に、最後のページでは何気に丁寧に貼られていました。


私には絵心が皆無なので偉そうな事は言えないのですが
最初の頃と比べると画力が上がっているような気がします。


杉田先生の『斬』。
何度も読み返したせいか本気で好きになってきました。


最後まで見守っています。





参考

ZOZ団(斬を大いに盛り上げるための斬愛好家の団)

ZOZ団の皆さんが運営しておられるホームページを全てチェックしたのですが、
微毒発生サラサイト*さんの『斬』に対する愛情に感動した!







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